evenG2用アプリ GPS-MEMO
作成日: 2026-07-17 / 用途: GPS-MEMOプロジェクト紹介 / 対象: 初見の人、開発協力・レビュー・利用検討をする人
一言でいうと
GPS-MEMOは、場所に紐づけたメモを作り、近くに来た時に思い出させるためのアプリです。
店の前に着いてから思い出すのではなく、その近くに来た時点で思い出すことを目的にしています。スマホを取り出しにくい場面では、EvenG2スマートグラスからメモ内容を確認できる構成を想定しています。
なぜ欲しいか
人が本当に欲しいのは、目的地の真上で鳴る通知だけではありません。まだ引き返せる距離、まだ行動できる距離で、用事を思い出せることが大切です。
GPS-MEMOは、場所をきっかけに記憶を呼び戻すためのメモアプリです。買い物、駅での用事、通勤中の確認など、移動と一緒に思い出したいことを扱います。
想定している使い方
- 帰宅時に「牛乳を買う」を思い出す。
- 駅や店の近くで「ここで用事がある」と思い出す。
- 通勤中や移動中に、場所ベースのメモを通知する。
- EvenG2スマートグラスで、スマホを取り出さずにメモ内容を見る。
できること
- iPhone通常版GPS-MEMOで、場所付きメモを作成できる。
- メモごとに通知エリアを設定できる。
- 近くに来ると、iPhoneが到着判定を行う。
- 到着時に通知を出す。
- 到着履歴をiPhone内に保存する。
- G2版GPS-MEMOから、直近の到着メモや履歴を確認できる。
- iPhone通常版GPS-MEMOとGPS-MEMO Demoを分けて検証できる。
3つのアプリの役割
| 名前 | 役割 |
|---|---|
| iPhone通常版GPS-MEMO | 普段使いを想定したiPhoneアプリです。場所付きメモを作り、到着判定、通知、履歴保存を行います。 |
| GPS-MEMO Demo | 検証用のiPhoneアプリです。通常版と分けて動作確認や試験を行うために使います。 |
| G2版GPS-MEMO | EvenG2スマートグラス側で、iPhoneに保存された直近の到着メモや履歴を見るためのアプリです。 |
この表は代表的な役割の整理です。詳細な内部仕様ではなく、初見の人が混同しないための説明です。
基本の流れ
- ユーザーがiPhoneで場所付きメモを作る。
- iPhoneが場所を監視する。
- 指定した通知エリアへ入る。
- iPhoneが到着判定を行う。
- 通知を出し、到着履歴を保存する。
- 一定時間、G2がiPhone内の履歴を取得できる窓を開く。
- G2版GPS-MEMOでメモを見る。
仕組みをやさしく説明すると
- iPhoneアプリはFlutter製です。
- iOSの位置情報機能であるCoreLocationを使い、エリア進入を検出します。
- 通知エリアは、ユーザーには直径として指定します。
- 内部的にiOSや地図描画で半径が必要な箇所だけ、直径を2で割ります。
- 到着判定後、iPhone内のDBに履歴を保存します。
- G2版GPS-MEMOは、iPhone側で短時間だけ開くlocalhostの配達窓から履歴を取得します。
- G2への通知ミラーは呼び鈴の役割です。詳しい内容はG2版GPS-MEMOで見ます。
大切にしている考え方
GPS-MEMOは、目的地の真上で鳴ることだけを目指すアプリではありません。
たとえば店の入口ぴったりで通知されても、通り過ぎた後では間に合わないことがあります。そのため、通知エリアは入口だけでなく、少し手前や周辺で鳴る想定です。
場所を正確に当てることよりも、人が行動しやすいタイミングで思い出せることを重視しています。
現在の開発状況
- iPhone通常版GPS-MEMO、GPS-MEMO Demo、G2版GPS-MEMOの基本構成はできています。
- iPhone側の到着判定、履歴保存、配達窓起動は実機ログで確認済みです。
- 2026年7月時点で、到着判定パラメータをメモ単位化し、円指定を直径基準へ修正済みです。
- 実移動でのバックグラウンド測位継続と、G2側の取得・表示の安定性を継続検証中です。
このページで扱わないこと
- 実座標や個人の移動経路は掲載しません。
- 詳細なデバッグログやコミットIDは本文の中心にしません。
- 技術者向けの詳細設計ではなく、5分で全体像をつかむための紹介にしています。
次の一手
まずは、iPhone通常版GPS-MEMOで場所付きメモを作り、実際の移動で通知と履歴保存を確認します。そのうえで、EvenG2側から直近の到着メモを安定して見られるかを検証していきます。